当社の雪問題解決の歴史は約40年前に遡ります。創業者が「雪問題を解決したい!」という強い想いがあり、以前勤務していた会社で「スノーダンプ」「ママさんダンプ」の開発に携わり、多くの人たちに喜んでいただいたことから、融雪製品の取り扱いに至りました。
それから約35年後、劇的な出会いがありました。それは英国ヒートトレース社の耐久性・省エネ性に大変優れたヒーティングケーブルとの出会いです。既に35年以上の実績があり、ロシアのパイプライン凍結防止にも長年使用され、更には1987年度『英国女王賞』イノベーション部門賞を受賞(2014年に通算2度目の受賞)したこのヒーターこそ日本の雪問題解決の一翼を担うことができると確信し、今日まで取り組んで参りました。
その後のアジアスター社三相ヒーティングケーブルとの出会いも電力の自由化に伴う制度対策に対して、大きな前進となりました。
ところで、日本では平成17年度の雪の事故による死傷者は2,288名(うち死者は152名)、22年度の同様の事故による死傷者は1668名(うち死者は131名)にも上り、雪下ろし作業時の転落など、雪の事故への対策が急務となっております。また、平成30年の豪雪では、カーポートが潰れるなどの被害が多発し、数多くのご相談を受けました。今後さらに、既存住宅の老朽化や人口減少、人口の高齢化などの社会問題が雪害時の事故増加に拍車をかけるものと推測できます。
この現状を踏まえ、当社ではこのヒーティングケーブルと他部材との組み合わせを日々研究・進化させ、現状の雪問題に対しベストの解決提案をしていきます。
- 雪の事故件数:平成24年1月25日 国土交通省国土政策局発表の「豪雪地帯の現状と対策」より
- 英国女王賞(Queen’s Award)
英国企業に与えられる最高の栄誉とされる賞で、大変厳しい審査を受け、獲得できる企業は毎年数社です。政府代表者、商・工業界の代表者、労働組合の代表者からなる英国首相の諮問委員会が選考にあたり、その結果を首相が女王エリザベス2世に助言して、女王自身から授与されます。あくまでも実績のみで選考され、幾多の企業が受賞を目指します。その年の女王賞受賞数は規定されておらず、応募企業の実績・功績の質の高さで何社受賞するかが決まります。
イノベーション部門賞は、ヒートトレース社の半導ポリマー発熱体、自動制御温熱ヒーターにおける革新技術の開発に対して授与されたものです。これにより、その技術において国内はもとより国際的な信用をより強固にする非常に重要なお墨付きを意味します。
今までの融雪システムの現状
散水式・ボイラー方式・電気方式などがありますが、車や建物が汚れてしまったり、メンテナンス費が高額であったり、電気代や初期コストが高かったりと融雪システムの導入に二の足を踏んでしまう問題が多数ありました。
しかし、当社がおすすめするヒートトレース社のヒーティングケーブルは、耐久性・省エネ性に優れ、上記のような様々な問題をクリアし安心して導入いただける製品です。
新制度施行に伴う、融雪電力契約に対応しています!
2016年4月から、新電力の自由化にともない、これまで新規融雪契約は「単相・三相」のどちらも契約できたものが、「三相のみ」に変更となりました。新潟センチュリーでは、新制度にいち早く対応した「三相式融雪ヒーター」をご用意しております。
新制度への移行にともない、電力の融雪契約が無くなってしまったと勘違いされていらっしゃる方も多いようですが、「三相式ヒーター」なら以下の新電力融雪プランに対応しています。
- 東北電力「よりそうCスノーB」
- 北陸電力「ホワイトプランB」
当社では、耐久性・省エネ性に優れたヒートトレース社製の三相式融雪ヒーターを使用した融雪システムをご提案しています。より優れた性能で、より安心の生活を。雪国に暮らす皆様に快適な暮らしを提供できるよう、お手伝いさせていただきます。
ヒートトレース社は創業40年の電気ヒートケーブル製造会社
ご要望に合わせ、様々な箇所に設置していただけます!
ロードヒーティング |
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屋根融雪 |
当社の施工事例をご紹介します!
融雪システムを導入したお客様の声
さらに詳しい施工事例は、各詳細ページに掲載しています。
融雪システムのご相談は、
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