次のようなエピソードがあります。
<政治生命と輻射空調>
1996年、ロシア共和国のボリス・エリツィン大統領が心臓発作で倒れ、大統領の政治生命に世界中が注目した。
大統領の側近は急遽ドイツの優秀な医師団を招聘。
治療に当たった医師団は、大統領の自宅と執務室を調査した上で改造を進言したそうだ。改造のポイントは輻射空調の採用だった。
暑がり屋の大統領はそれまでキンキンに冷房を効かせていたが、輻射空調に切り替えた結果、健康を回復し、その後8年間も政治生命を保った。
このエピソードは、自宅と執務室の改造に携わったドイツの空調設備会社の責任者が来日した際に明かしたもの。
同氏はエリツィン大統領から大変に感謝されたという。この話には後日談がある。
当時、西ドイツでは旧帝国国会議事堂の改修計画を進めていたが、このエピソードを知った政治家たちは、輻射空調を国会議事堂に採用することを与野党一致で決定。
国会議事堂の天井と壁、合計7000㎡を輻射空調にし、健康的な環境を満喫している。古今東西、政治家は自らの政治生命の延命にはすこぶる敏感である。
太田三津子著 ワーカー絶賛!輻射空調~快適、健康&省エネを実現~ から引用
医師団がドイツであり、且つその後のエリツィン大統領が8年も長生きした事実から輻射の効果は信用しても良さそうですね!