コロナウィルスの緊急事態宣言が解除され、徐々に生活が元に戻ろうとしています。外出自粛前は肌寒かったのに、6月に入って早くも30℃超えの真夏日を記録するようになりました。
エアコンの活躍する季節になりましたが、そんな折、気になるニュースが飛び込んできました。このニュースはアメリカ疾病対策センター(CDC)のウェブにアップされました『中国・広州市のレストランにおける、新型コロナ発生とエアコンの関係』。
中国の武漢市の封鎖直後、広州市のレストランで発生した集団感染の感染経路を解明したものです。
これまで、口から飛び出た呼吸飛沫は1mも飛ばないので、ソーシャルディスタンスは2mで良いとされていましたが、この調査では倍以上の4.5m先まで感染が広がった例が報告されていました。ウィルスをまき散らしたのは「エアコンの風」だったという事です。
エアコンは運転する事で空気を循環させ、空気調和させますが換気はできません。ウィルスが発生した場合に、拡散してしまう恐れがあります。
これまでも当社は「風に頼らない輻射式冷暖房システム エコウィン・ハイブリッド」を推奨・提案して参りました。温度差を利用して、風に頼らず広範囲に吸熱・放熱を実現し、快適で安全な空調を実現します。今後衛生的観点からも輻射式空調システムが更に注目されることでしょう。
もちろん換気も重要ですが、冷やされた空気がすべて外へ出てしまっては意味がありません。
物体そのものを冷やすこのシステムであれば、換気後も素早く冷房空間が作り出せます!