当社で今年から製造・販売を始めた羊まくら「素肌呼吸」。
お陰様で少しずつ売上を伸ばしてきています。確かに当社は「環境循環型社会への貢献」を経営理念に謳っているので、自然素材を積極的に活用していくことは今までの開発でも行ってきたことですが、なぜ寝具???
素肌呼吸の素材はもともと断熱材で使われていたものです。本来羊の少し縮れている部分の毛を廃棄せず、利用。更には、家を建て直す際にも、それを取り外し、再利用。リユース可能な、長期にわたって使用できる素材です。
羊毛の断熱材の特長は
- 吸放湿効果が高い
- 熱伝導率が低い。(=断熱効果が高い)
- 環境循環型素材である。
などです。
5年ほど前までは内装は無垢材・塗壁、断熱は羊毛という地元工務店様も多くいらっしゃいました。がしかし・・・住宅のローコスト化の嵐が吹き荒れ、真っ先に目の上にあがったのが「見えない壁の中」から安くしていくことでした。それ以降、どんどん採用が減っていったのは容易に想像できると思います。
「これだけ素晴らしい素材を何とか別な形で世に送り出すことは出来ないか・・・」その後当社の思考錯誤が続きます。そして、2年前に枕に使って見たところ、汗っかきな私でも、
- 朝の枕の湿りが無い!
- 夏使っていても熱ごもりが無く爽快!
そこから製品化が始まりました。
羊毛だけはコシが足りないため、羊毛に同じ自然素材のとうもろこしを40%足してつくった、ウールボードという商品をベースに開発。厚み・コシ・などが丁度良くなるよう、何度も改良。
それは、神奈川県相模原市の16号整形外科/山田朱織院長の考え方を参考にして参りました。16号整形外科は日本でも珍しい「枕外来」をもつ医院で、肩こりなどを枕や寝方を変えて、治していこうという外来で、大変流行っています。
このような経緯の中で、羊まくら「素肌呼吸」は誕生しました!
使っていただいたお客様から、「子供が放さない!」や「ペットがその上で休んでいる!」など、感性の高い子供や動物から、快適性のお墨付きをいただだき喜んでおります!
その後、「頭を守るのは石油ではなく、天然の羊毛!」を合言葉に日々製品を進化させております。来月から布団も随時ラインナップを増やしていく予定です。
羊まくら素肌呼吸
↓↓↓
https://www.ncentury.co.jp/hitsujimakura/
羊毛断熱材ウールブレス
↓↓↓
https://www.ncentury.co.jp/woolbreath/